アガベの育て方

白鯨・シーザーを栃木の庭で育てる、うちのやり方。発根管理から締めて育てるコツまで

根を整えたアガベの墨絵

うちの環境について

アガベもめだかと同じ庭で育てています。こちらもまだ試行錯誤しながらの記録ですが、実際にうちでやっているやり方を書いています。育て方でよく出てくる言葉(鋸歯・締める・発根管理など)はアガベ用語集にまとめているので、わからない言葉が出てきたらあわせてご覧ください。

お渡しする前にやっていること

うちでは、子株をそのまま抜いて送ることはしません。根の状態を見て、きれいに整えてからお渡しします。買っていただいた方が、そのまま元気に育てられることが一番大事だからです。上の絵のように、根が張った状態でお届けするのが理想です。発送にも対応しています。詳しくはご購入方法をご覧ください。

用土

  • 水はけの良い多肉植物・サボテン用の土を使用
  • 鉢底には軽石を敷いて、さらに水はけを良くする

水やり

  • 基本は土がしっかり乾いてからたっぷり与える
  • 生育期(春〜秋)は乾いたらすぐ、休眠期(冬)は月1回程度まで控える

日照

  • できるだけ日当たりの良い屋外に置く
  • 室内から急に強い直射日光に当てると葉焼けするので、慣らしながら移動する

発根

  • 子株や葉挿しは、切り口を数日〜1週間ほど乾かしてから土に挿す
  • 焦らずゆっくり。発根まで数週間かかることもある

発根管理の手順をもっと詳しく知りたい方は、発根管理のやり方の記事に土耕での5つの手順をまとめています。

子株外し

  • 親株の根元に子株ができたら、ある程度の大きさになるまで待ってから切り離す
  • 切り離した子株は発根処理と同じ要領で新しい鉢へ

外した子株がどんな姿に育つかは、アガベ一覧の品種ごとのページも参考にしてみてください。

年間の管理カレンダー

栃木(関東北部)の屋外で育てる前提の、大まかな年間の流れです。地域や置き場所によって前後します。

3〜5月(春)

気温が上がり生育期に入る春は、植え替えの適期です。目安は2年に1回ほど。ひと回り大きな鉢に、新しい用土で植え替えます。雨の多い梅雨に入る前に済ませておくと、根が落ち着く時間を取りやすくなります。

6月(梅雨)

雨が続く梅雨は、屋外栽培でいちばん気を使う時期です。鉢の中が過湿になりやすいので、水やりは控えめに。雨が直接当たり続ける場所なら、軒下など雨の当たらない場所に一時的に移すのも一つの方法です。

7〜9月(夏)

直射日光と気温がもっとも強くなる時期。屋外でしっかり日に当てると締まった株姿に育ちますが、真夏の強い日差しは葉焼けの原因にもなるため、日差しの強い時間帯だけ遮光ネットなどで和らげます。風通しを良くして鉢の中を蒸れさせないことも、この時期の管理の要です。

10〜11月(秋)

生育がゆるやかになり、株が締まってくる時期。うちでは、この時期に子株が外せる大きさ(葉が数枚ついて自立できるくらい)になっているかを見て回り、育った子株から順番に切り離しています。水やりも少しずつ回数を減らして、冬に向けて株を落ち着かせていきます。

12〜2月(冬)

アガベは品種によって耐寒性が異なりますが、栃木の屋外で冬を越すには限界があります。目安は気温5℃。それを下回りそうな日が増えてきたら、屋外に置いたままにせず、室内など霜の当たらない場所に取り込むかどうかを判断します。取り込んだ株は水やりをさらに控えめにし、休眠期として春まで静かに管理します。多肉植物の冬越しが気になる方は多肉植物の育て方もあわせてご覧ください。

いま出せるアガベ

ここに書いた育て方で、栃木の庭で育てている株です。根を整えてからお渡しします。

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よくある質問

アガベは屋外でそのまま冬を越せますか?

品種によります。栃木の屋外で育てているうちの環境では、気温5℃を目安に、下回りそうな時期は取り込みを検討しています。

初心者でも育てやすいアガベはありますか?

チタノタ系は比較的丈夫で、うちで扱っている白鯨やシーザーもこの系統です。屋外の日当たりに置くところから始められます。

水やりの頻度の目安を教えてください。

生育期の春〜秋は土が乾いたらすぐ、休眠期の冬は月1回程度が目安です。鉢の中を常に湿らせたままにしないことが大切です。

子株はいつ外せますか?

目安は生育期の春〜秋、ある程度の大きさに育ってからです。小さいうちに無理に外すと、発根に時間がかかりやすくなります。

発根管理にはどれくらいの期間がかかりますか?

季節と株の体力によって幅がありますが、目安は数週間です。株がぐらつかないこと、新しい葉が動くことで判断しています。

葉焼けしてしまったら、元に戻りますか?

焼けた部分は元には戻りませんが、株自体は育ち続けます。屋外に出すときは、日陰から少しずつ光に慣らしてあげてください。

用土は何を使えばいいですか?

水はけの良い多肉植物・サボテン用の土に、軽石を足したものを使っています。水はけの良さを優先して選んでいます。

植え替えの時期はいつがいいですか?

生育が始まる春(3〜5月ごろ)が適期です。根が動き出す前に新しい用土に替えると、その後の生育がスムーズです。

子株を購入したら、届いてすぐ植えていいですか?

はい。うちでお送りする子株は根を整えてから発送しているので、届いたらそのまま植えていただけます。

アガベはどこで購入できますか?

全国発送に対応しています。ご希望の品種が決まりましたら、ご購入方法のページからお問い合わせください。