水面が凍っても慌てなくていい
冬になると、屋外の容器の水面に氷が張ることがあります。はじめて見ると心配になりますが、容器全体が凍りついてしまわなければ、メダカは屋外のままで冬を越せます。うちも栃木の庭で発泡スチロールの容器を並べて、2年間このやり方で冬越しさせてきました。うちも1年目の冬は氷を見るたびに心配していましたが、2年続けてみて、氷が張る程度なら特別な対応はいらないと分かってきました。水面の氷は日中の日差しでたいてい自然に溶けるので、朝一番に厚く張っていても慌てる必要はありません。氷を割ろうとして容器をガンガン叩くのは、逆に魚を驚かせるだけなので避けています。
餌を止める目安
水温が下がってくると、メダカの活動量が落ちて、餌をあまり食べなくなります。目安は、水温が下がって食いつきが鈍ってきたら量を減らし、まったく食べなくなったら止めるという流れです。止めどきの判断に迷ったら、少なめに与えて残るようなら次の日はさらに減らす、というくらい慎重に減らしていくと安心です。消化が追いつかないまま無理に餌を与えると、かえって水を汚す原因になります。うちは水温計を細かく見るというより、メダカが水面近くまで上がってこなくなったかどうかで気温の下がり具合を判断しています。エサやりを止めても、メダカは水底でじっと動かず冬を越します。
水換えの頻度も落とす
生育期は1〜2週間に1回、水量の1/3程度を目安に水換えしていますが、冬はメダカの動きも水の汚れ方もゆるやかになるので、無理に同じペースで換える必要はありません。凍っていた氷が溶けたあとの水も、無理に全部入れ替える必要はなく、そのまま様子を見て問題ないことがほとんどです。様子を見ながら間隔を空けても大丈夫です。
容器選びが冬越しを左右する
うちが発泡スチロールの容器を使っているのは、断熱性の高さが冬越しにも効いてくるからです。地面に直接置くより、少し底上げしてあげると、冷気がこもりにくくなります。発泡スチロールは劣化してくるとひび割れることもあるので、数年使ったものは冬前に一度状態を確認するようにしています。フタがあるタイプは、かぶせておくだけでも保温の効果を感じます。発泡スチロール飼育の記事にも書きましたが、水槽よりも保温面で扱いやすいというのが実感です。
春が近づいたら
水温が上がり始めて、メダカが水面近くで動き出すようになったら、少しずつ餌の量を戻していきます。ここでも急に増やしすぎず、様子を見ながら戻すのが無難です。冬の間は動きが少なくて心配になりますが、水面が完全に凍りついていなければ、メダカは容器の底でちゃんと春を待っています。品種ごとの特徴は楊貴妃や幹之のページにまとめています。お迎えは無人販売所にて、育て方の全体像はメダカの育て方ガイドをご覧ください。





